2016/06/08

宿便は迷信? ウソ?? そんな疑問にお答えしまっす!!

こんちはー


3日日間のファスティングを終え、


身体がリニューアル!!


身体が軽くてしょうがない!!でーす^^




の記事はみなさん興味深かったようで、

いろいろな質問を頂きました!!


「宿便て腸にこびりついて長年溜まったアレですよね??私も宿便だしたい!!」

「宿便ってもの、そんなの存在しないってきいたことあるんですけど、どうなんですか??」



質問ありがとうございます!!


今日は「宿便」というものの存在があるか?ないか??

そして、その正体をはっきりさせましょう!!!





ちまたでよく言われる「宿便」とは、



「長年腸壁にこびりついた古い便、長年排泄されなかった滞留便、これを外に出すのはなかなか難しくてそのためにはかくかくしかじか・・・・・・」


こんな感じですよね?


はっきり言います!!


これはウソです!!


腸壁に長年こびりついた便など存在しません!!



事実として、実際お尻から直腸検査しても、内視鏡を入れてもそのような滞留便は見当たりません!!

そもそも腸壁とはいつもさざなみのようにざわざわ動いています。
ですから同じところがずっと谷ということはなく、谷になったり山になったりします。
そのため谷の部分に便が溜まるなんてありえません。
しかも、腸の壁の細胞は皮膚のように数日で生まれ変わって、古いものははがれて便として排出されます。


また、水分しか取らなくても腸内では腸内細菌が次々に増殖しており、
併せて腸壁の細胞が新しい細胞に入れ替り剥脱しており、
これらが合さって何も食べないときでも便として毎日出てくるのです。


ぼくもファスティング3日目には固形物ではないドロドロとした便が少量でました。




では、

あの「スッキリ大根」で出しまくった、黒くて、臭くて、ドロドロとヘドロのように便器にこびり付き便器に浮く物体の正体は何なのか?




この正体は、


「胆汁」です。



胆汁とはコレステロールを原料に作られる分泌物の事です。


胆汁は普段、肝臓の下、胆のうに溜められて、油物、肉、魚の脂が腸に入ってきたときに脂質を乳化して消化・吸収しやすくする為に十二指腸から分泌される黒い分泌物です。


肉を食べた際は便が黒くなるのは、胆汁は黒い分泌物で、肉の脂分を消化する為に胆汁の分泌が増えるため、便が黒くなります。

十二指腸で分泌された胆汁のうち、9割は大腸の手前、小腸下部(回腸末端)で吸収され再び肝臓に循環され、胆のうに溜められます。

これを腸管循環といいます。



ここでポイント!!

胆汁は再利用を繰り返されてるわけです!

胆汁に悪いものが色々と溜まっちゃうんですねー。



ところがファスティング中は食事を摂らないことで胆のうに胆汁がぱんぱんに溜まります。
このぱんぱんに溜まった胆汁が何かしらのきっかけで一気に分泌される事で、大量にお尻から排泄さます!

このきっかけが「スッキリ大根」だったわけです♪


胆汁は主にコレステロール=脂が原料であり、色も黒く、キツイ匂いもある事から、腸で何十年も溜まっていた滞留便と勘違いされる原因です。

実際のところ、これは胆汁であり、滞留便ではありません。



ただ、胆汁とは、コレステロールが回収した血液内の汚れ、不要物、重金属なども含まれており、

普段は9割は回腸で再吸収されるものが、一気に排泄される事でこれまで排泄されなかった汚れ、不要物、重金属が綺麗になるので、血液がキレイになり、

これが排泄された日はとても気分爽快で血液から綺麗になっている感覚が味わえます!!


結論

宿便という名の滞留便は存在しない

けど、「溜まった胆汁を定期的に出す」のが「宿便を出す」ということになり最高のデトックスになるんです^^





長文になってしまいすいませんでした。。



KAZU




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